慢性前立腺炎の症状
慢性前立腺炎になると、前立腺の周囲から痛み、不快感、灼熱感などが生じるようになり、腰、下腹部、鼠径部、恥骨の周辺、睾丸、陰茎の付け根などからも関連痛が生じる事があります。
また、排尿痛や射精痛が生じるようになったり、精液に血が混じり、茶褐色や赤みを帯びる血精液症を起こす場合もあります。
性行為の後に陰茎や睾丸に痛みが生じたり、前立腺の周囲から痛みが発生する事もあります。
また、前立腺の違和感から、残尿感を感じやすくなったり、頻尿を起こす事も多く、就寝中のトイレの回数が多くなる事で睡眠障害を起こす事もあります。
下腹部の自律神経疲労によってしびれが生じたり、勃起不全の原因になる場合もあります。
寒さによって前立腺周囲の血行不良やうっ血が起きたり、車の運転やデスクワークによって前立腺が圧迫されると、痛みや不快感などの症状がひどくなる事があります。